鏡に映るあなたは、見てるだけでは動かない

鏡の前に立つあなたを想像してみてください。

いくら心の中で強く念じても、鏡の向こうのあなたは笑顔にならないし、自分から動こうともしませんよね。

「そんなん当たり前やろ?!」

そうなんです。当たり前のことなんですが……実は、これと同じことを私たちは日常生活の中でやってしまいがちです。

――鏡に映るあなたは、あなたを取り囲む「周囲の人たち(他者)」と同じなんです。


👥 他人はコントロールできない

あなた以外の他者を、あなたがコントロールすることは絶対にできません。
それが、あなたが心から愛する大切なお子さんであっても、パートナーであっても同じです。

もし、力や権力、立場(親という立場など)を使って相手を無理やり動かせたとしても、それは相手がその場を上手くやり過ごそうとしただけかもしれません。本当に納得して、心から従ってくれたかどうかは分からないのです。

それどころか、力技で他者をコントロールしようとすれば、相手の不信感や反発を買うことがほとんどです。

唯一、あなたにできること。
それは、鏡の前に立つ「あなた自身」がまず動くことなんです。

あなたが笑顔になれば、鏡の向こうのあなたも微笑みます。

あなたが物事をポジティブに捉え、言動を変えていけば、不思議とあなたの周りには吸い寄せられるようにポジティブな人たちが集まるようになります。そして、あなたの楽しそうな後ろ姿を見て、周囲も自然と動いてくれやすくなるのです。


🧘‍♂️ 完璧じゃなくてええんやで

こんな偉そうな記事を書いている私ですが、実は未だに、日々の生活の中で苛立ったり腹を立てたりすることも頻繁にあります。
人はそんなに簡単に、180度ガラリと変われるわけではありません。

それでも、楽生会で大切にしている回復の「コツ」が掴めると、そういったイライラした感情が湧き上がっても、優しく和らげることができるようになります。感情の嵐が尾を引くことも、格段に減っていきます。

私の場合は、「他者はコントロールできない」。

トラブルやイラッとした瞬間にこのフレーズが常に頭をよぎるようになってからは、相手に対して「なんで分かってくれへんのやろ」とくどくど悩むことがなくなり、心がスッと軽くなりました。

他人を変えようとがんばるのを、少しお休みしてみませんか?
まずは自分自身を笑顔にすることから、一緒に始めていきましょう。