満たされていないこころの状態では周囲を幸せにできない
あなたがいくら優しくて、思いやりにあふれる人であったとしても、あなた自身の心が渇いていたり、十分に満たされていなければ、家族や大切な人たちを本当に幸せにすることはできません。
イメージしやすいのは、結婚式などで見かける「シャンパンタワー」でしょうか。

一番上、最上部にあるグラスが「あなた自身」です。
周りの人を幸せにしようと、いくら愛情や思いやりを注ごうとしても、あなたというグラス自体にそれだけの量が満たされていなければ、下にある家族のグラスへ与えることなどできません。
それでも、無理をしてグラスを無理やり傾けて注ごうとすればどうなるでしょうか?
あなたというグラスは、完全に空っぽになってひび割れてしまいます。
自己犠牲による偏った愛情は、自分自身も、そしてあなたが大切にしたい誰のことも、決して幸せにはできないのです。
本当の救いや回復は、自己犠牲の上には成り立ちません。
大切な人を守りたい、笑顔にしたいと心から願うのなら、まずは「あなた自身を満たすこと」。これに限ります。
実は、今回お話しした「他人軸からの自己犠牲」も、依存症の根底に潜んでいる大きな原因のひとつかもしれません。
自分の心の渇きを無視して、他人の目を気にしたり、誰かのためにと無理を重ねたりする生きづらさが、ギャンブルなどの依存対象に向かわせてしまうのです。
まずは自分のグラスを愛情でいっぱいに満たしてあげることから、一緒に始めてみませんか?

